お風呂の黒ずみ掃除はこの方法。ゴシゴシの重労働からの解放!
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親戚や友人が家に来るたび、イラッと身構えてしまう私です。
なぜ?お風呂場の掃除をしなければならないからです。
築年数が経っている我が家のお風呂場は所々傷み始めていて、こまめに掃除をしていないと、臭いや汚れが出てしまうのです。
かりに掃除をしていても、初めて目にする人には、不潔ではないことが分かってもらえても黒ずんで汚く見えてしまう事は確かです。
人の家に来て、お風呂場の中なんて見る人いる?
と思われるかもしれませんが、いるんです…たまに。
意地悪かも知れないと思っても、ちょっと見ていい?と言われてすかさず嫌ですとはなかなか言いづらいものです。
できればもう少しお掃除した状態で見られたかったですね。
ということで、もっとお風呂掃除自体を楽になる物にし、少しでも心の負担を取り除こうと方法を調べてみました。
お風呂の床のしつこい汚れは重曹+クエン酸が効果的
よくお掃除には重曹が安くて万能と耳にしていましたが、今一つやる気のしない掃除の仕方のひとつでした。
重曹は研磨剤のような物で、やはりゴシゴシこするのは一緒だと思っていたからです。
しかし、そのように体力を使わなくても重曹を使って綺麗にお掃除する方法を発見しました。
その方法とは、理系的な発想に裏付けされた方法です。
床の黒ずみ汚れの成分を知って合わせ技で手早くお掃除
床の黒ずみ汚れの成分は、水垢・湯垢・皮脂汚れ・石鹸カスです。
水垢・湯垢・皮脂汚れがアルカリ性に対し、石鹸カスは酸性です。
この両方の汚れを落とすには、アルカリ性の重曹に酸性のクエン酸を足すのが効果的です。
この合わせ技で、あっという間に床の黒ずみ汚れが綺麗に落ちるため、ストレスフリーなお掃除が可能になるのです。
重曹とクエン酸を使った掃除方法
材料となる重曹とクエン酸は、100均で購入することができます。
水100mlに対して重曹は小さじ1、クエン酸は小さじ2分の1が目安です。
この二つを混ぜると炭酸ガスが発生するので、換気の良い所で行い、そのまままたはスプレーボトル(100均)などに入れて使います。
汚れが強い場所は、30分ほどしばらく放置するかラップをかけて2~3時間放置。
クエン酸スプレーのみつくり、噴射して塗布後に直接重曹を振りかけるやり方もあります。
ゴシゴシこするのは、床を逆に痛めてしまうため、普通にスポンジ洗いの方が良いです。注意としては、重曹はアルミを変色させる働きがあるため、アルミ部分の掃除は避けます。
私は不要のマグカップで溶いて使用してみました。
半信半疑でしたが、3分ほどでその効果を確認でき、軽くブラシで擦り、シャワーで流すだけかなり綺麗になりました。
お風呂の床の頑固な天敵! カビにはコレ。
重曹とクエン酸のお掃除はもちろんカビ汚れにも効果的ですが、それでも頑固なカビによる汚れは黒く残ってしまいがちです。
カビ菌を殺菌しながら黒く変色してしまったところを漂白するという点で、市販品の「カビキラー」「カビハイター」がお勧めです。
このお掃除には、マスクやゴム手袋は必需品、換気も必要です。
換気扇を回すということは、集合住宅に住む場合にはご近所の階段付近にも漂白剤臭が漂うということを念頭においてお掃除する必要があります。
掃除したい場所の水分を拭きとった後にカビキラーを噴射し、ラップを貼りつけ。水分の蒸発を防ぎながら強力殺菌・漂白します。
20~30分放置後に良く洗い流します。
洗い流しても、お風呂場やその周辺の漂白剤臭は終日または翌日まで臭うことになるため、これを避けるために、ボディソープで漂白したところを軽く洗っておくと、臭いが消えてご近所にも迷惑がかかりません。
なおカビキラーなどのアルカリ性塩素洗剤は、酸性のクエン酸と混ぜると、有毒ガスが発生するため、非常に危険です。
同時の使用はお避けください。
<まとめ>
お風呂場の床の汚れの成分がどういう物か、どうして重曹やクエン酸が効果があるのかを知ったうえでお掃除をすると、掃除に意欲ややりがいが出てきます。
何といっても掃除は心身ともに負担が大きいため、手軽に済むのならその空いた時間が有効に活用できます。